空手道部紹介

国士舘大学空手道部

理念と歴史

 東京・世田谷区松陰神社そばに位置する本学空手道部の歴史は昭和38(1963)年、岡本秀樹OBを初代主将として創部された。創部当時は本学近くの豪徳寺の境内や学内の廊下、剣道場の片隅に間借りしての稽古であったが、昭和57(1982)年に本校校舎隣に柴田会館が建設されるや、その地下1〜2階を吹き抜けにした約100坪の専用道場を与えられた。道場には師範室はもとより、更衣室に浴室、ミーティングルーム、ギャラリーなどの設備も設けられており、大学側の武道クラブに対する理解の深さが伺える。

 日本空手協会主催の全国空手道選手権大会では、師範でもある山本英雄OBが第26回大会(昭和58年)と第27回大会(昭和59年)で優勝、またコーチでもある横道正明OBが第30回大会(昭和62年)で優勝を果たした。 学生連盟主催の全日本学生空手道選手権大会では同じくコーチでもある亀山歩OBが第47回大会(平成15年)にて優勝を果たした。

 指導方針としては飽くまで「基本」と「気魄」を重視し、厳しい練習により他校に負けない自信と精神力を養い、社会においていかなる艱難辛苦にあったとしても、それに耐え乗り切れる心身を作り上げる事を旨とすると同時に、競技大会で勝てる科学的トレーニングなども採用している。

 卒業生はあらゆるジャンルで活躍しており、中でもその多くが学校教員や道場指導者となって空手道指導にあたっている。大会で成績を納める事も重要であるが、それ以上に指導者として人に指導できるような人材、社会人として国や地域社会に貢献できる人材を育成する事を理念とする。

★大学選手権大会過去の優勝回数★

【全日本学生選手権大会(個人)】
 平成15(2003)年 第47回大会/亀山歩(男子組手)

【東日本大学選手権大会(団体)】
 平成15(2003)年 第39回大会/男子・女子

【関東大学選手権大会(団体)】
 昭和62(1987)年 第30回大会/男子
 平成4(1992)年 第35回大会/男子
 平成14(2002年) 第45回大会/男子

【関東学生選手権大会(個人)】
 昭和63(1988)年 第8回大会(16回大会)/野村勇二(男子形)
 平成2(1990)年 第10回大会(18回大会)/野村勇二(男子形)

大会での記念写真*大会名は不明

第39回東日本大学空手道選手権大会の記念写真

第45回関東大学空手道選手権大会の記念写真